今年も阿蘇地方に野焼きシーズンがやってきました。
私も10年ほど前まではボランティアとして野焼きのお手伝いをさせて頂きました。ボランティアには私より高齢の方も珍しくはないのですが、持病持ちの私が参加していて「万が一」のことがあっては、多方面にご迷惑をおかけすることになると思い、駆け付けたい気持ちを抑え込んでいます。
さて、この野焼きですが「害虫駆除のため」と思われている方が多いようです。これはボランティアの際に伺った話ですが、阿蘇の草原は放っておくとすぐ灌木に覆われてしまうのだとか。美しく広大な草原を維持するために毎年の野焼きが欠かせないのだそうです。幾世代も連綿と続いてきた阿蘇の風物詩です。